賭け

最近は東京へ出向くと必ず渋谷へ行く。人と会うときも渋谷でまちあうことが多くなった。お気に入りのお店も、渋谷にできた。

私はホテルがとても嫌いです。遠くから来て、日帰りも体力的にきついため、ホテルの利用は避けられません。最初はビジネスホテルに泊まることも楽しく感じられていたのですが、最近は苦痛。チェックインとアウトをするのが面倒なのはもちろんのこと、なんやかんや終電を逃すということも無くはない。キャンセル料も払わなきゃいけないことが何度かあった。ばかばかしくて。いちいち予約取り消したりして。そしてまた選んで。安いとこ探して。嫌になった。

なんのあてもなくお店が閉まるまで眠気と戦おう。誰か退屈から救ってくれないかな、なんて期待を抱きながら。見事退屈から解放させてもらえた時の喜び。運の良さ!ありがたみ。楽しい気持ち。生きてる実感超湧くね。私はいけない遊びを覚えたのだった。いつものお店で週末の日だけ、退屈から救われるか救われないか賭けをする。制限時間は午前3時。それが過ぎたらどこかで少し寝て、朝に電車に乗って家へ帰る。店主には迷惑料として多めにお金を払っておきたい。退屈アイテムとしてはノートパソコンを持ち込みたいところだがあいにく持っていないので、ペンとノートを。絵でも描くのだ。テレビ観ながら。なんにもなくてそのまま3時を迎えてお店を出るのもいいかもしれない。なんか、若くて体力がある今のうちしかできない気がする。わたしは30超えて朝まで起きていられる自信は無いな。

わたしは退屈にうんざりしていて…

 

 

 

追記

昨日の夜わたしは帰りたくなくて、ひたすら改札口前で座り込んでいた。2人とも返信が遅くて、結局ダメだった。おとなしく帰ったのが今となっては正しい選択だったと感じる。

わたしはあの時「賭けだ賭け」と自分に言い聞かせていたが、ふと(人と話したり触れ合ったりしたいんだよ)という本音を漏らして、「さみしいんじゃないのか?」ということに気付いた途端、そういえばものすごく情けなくなったんだ。それを今また思い出した。


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