そして生活はつづく。

朝起きて、「今日も私は1人だ」と自分に与えられた定めみたいなものを毎日再確認しながら体を起こす。

楽しくはない。陽の光を浴びても、それによってセロトニンが増えようと、精神にそれがいい影響を与えようと、1人であることには変わらないのである。そのことで私は別に涙は流しはしない。ただこれからの人生について考えてしまう。

"""自分はゆっくりと死に向かっているのだ""'

…と。そう考えると涙が出てしまう。刹那に。

そんな朝のリズムを繰り返す。みんなが早歩きで駅に向かい満員電車に揺られて、習慣の中に人々が生きているその世界の片隅で私という1人の人間がいつまでも布団の上で物思いにふける。ここだけが時間の流れがゆっくりと過ぎて行く。

ひとりでも強く生きねば。テーブルの前に座ってペンを持って線を描く。線と線を繋いで絵を描く。毎日毎日絵を描く。がんばってるなぁとそばで言ってくれる人もいない。そんなこと言ってくれなくたって構わない、毎日描いてるんだということを暮らしの中で誰かが認識してくれればいい。そしたら「今度気晴らしにレイトショーでも観に行こうか」と誘ってくれて、私は「それじゃあそれまでに仕事終わらせる」と笑顔に答えるのだ。きっとそんな暮らしができるんだと夢見て、物思いから覚めて、ああ今日も私はひとりなんだった。

つづくつづく。人生はまだまだつづく。私が涙を流すときはその時だけ。明日もこの生活がつづく。明後日も。来週も。来月も。1年後も。

ナウシカでも観て終始泣き続けてやるか。むしゃくしゃして金ばかり使ってしまった。美容院へ行くのもユニクロ以外の服を買うのもやめましょう。だって、私はひとりなんですから!ギャハー


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