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人の恋愛を笑うな

恋愛 思ったこと

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恋愛というものに関心がなくなる日が、いつかは来るだろうと予測はしていたが、まさか齢23歳にしてその域に突入してしまうとは思いもしなかった。
わたしは恋愛というものに憧れを抱きすぎていたし、理想と幻想を求めすぎていた。そしてその理想や幻想とやらは、聞こえを良くしただけのものだった。

(自分を好きになってくれた特定の)男という生き物は、わたしへの愛を言葉やセックスや物やお金で表現するし、それが恋愛というものだと長らく勘違いしていた。
私は愛し愛されたいだけだと言っておきながら、いざ付き合ってみると不満は尽きない。結局自分の不満をまとめると、「わたしの求めるものを全て与えろ」ということだった。

恋愛を、恋に落ちたもの同士だけが行える特別なコミュニケーションであると学ぶのに、随分と時間がかかってしまった。普通の人たちは、それを自然に頭で理解して、恋人との関係を深めあっていくものなのだと思う。
わたしにはそれができなかった。
事実、わたしは恋人と3ヶ月以上も続いたことがない。与えられること・得をすることにしか興味がなかったわたしは、コミュニケーションすることを放棄していた。
セックスをして、飯を食って、どこかへ行って、買い物をする。その間、コミュニケーションは無に等しい。本名すら知らない元カレもいる。
わたしは相手の学歴に興味がなければ職歴にもさして興味がないし、相手の親や兄弟、友人、好きな食べ物、好きな映画、どれもが無関心だった。無関心と言い捨てるのはすこし乱暴すぎるかな。まあでも本当のことだし。


犬を飼い始めて1ヶ月が経った頃、あることに気がついた。
「隣にいるのが男でも犬でも満足度は変わらない」
犬はわたしがしつけをしたことなら、必ず言うことを聞いてくれるし、ベラベラ喋りかけてもこないし、服従してくれる。
ああ、わたしは結局自分の思い通りにさえなってくれれば、相手が男じゃなくてもいいんだな。
そのことに軽く絶望したし、けれども今まで自分を縛ってきた何かから解放されて、だいぶ楽になった。
今の自分なら、きちんと目の前の相手と向き合って付き合うことができるかもしれない。けれど、それをするにはまだまだ未熟すぎるようにも感じる。やっぱりわたしは人と生きるのが向いていないのだろう。

しかしだ。それがわかっただけでも、少なくともこれからはかなり生きやすくなるに違いない。
わたしはこれだけ正直に吐いたんだから、お前らも吐け!

他者という病

他者という病


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