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処女マテリアル

昔の話

あれは今から5年前の春。人生で初めて彼氏ができたのは、17歳も終わりを迎える頃だった。
あの頃のインターネットは、前略プロフィールも廃れてきた頃にAlfooが流行っていたような時代だった。そしてその中でもう少しイケてる人たちは、携帯で作れるテキストサイトで自分のサイトを作り、そこにコーディネートの自撮りを載せるなどをしていた。

寒さも終わりを告げる頃、拍手コメント機能にある1件のコメントが寄せられていた。
「初めまして。僕もlainが好きです!よかったらメールしませんか? (メールアドレス)」
lainとは私がこのブログでも何度もあげてきた。カルトアニメとして今でも人気を誇る、ワイヤード(インターネット)とリアルワールドを舞台にした物語である。そんなアニメを知っている人は身近にはいなかったので、当然私としては趣味を共有できる関係を築くのは喜ばしいことだった。
私は迷わず返事を返した。すると、どうやら京都に住む学生であることがわかった。彼は今、春休みで退屈しているようで、冗談交じりに「遊びにきてよ〜(笑)」と言ってきた。私はまんまと真に受けてしまい、「行くよ!!」と返した。京都なんて言ったことがなくて、機会があれば行ってみたいとは思っていたが、親はそんなに連休が取れないし、一人で行くわけにもいかないしとなかなか行くチャンスに恵まれなかった。それにあれだしな、ホテル代もかかるし。そういうナチュラルな思いから、「ついでに泊めて」と頼んだ。すると彼も、まさか真に受けるとは思わなかったのか少し動揺していた。
「え、いいの?wやったー」そんな感じで京都行きは決まった。

それから毎日メールを交わすうちに、ある日彼が自撮りを送ってきた。鏡越しだったのを覚えている。確か、髪を切ったからとかパーマをかけたからとかで送ってきたのだと記憶している。
イケメンだった。
信じられないくらいのイケメンだった。肌は白く、二重が綺麗でトロンとした目に、唇は犬みたいで、完全な中性顔。芸能人で例えるなら、若い頃の相武紗季だろう。
私は惚れた。チョロかったのは今も昔も変わらない。むしろ今よりも酷かったと思う。
ある日、私は電話の最中、突然自分から「私、実はまあまあ胸あるんですよ〜ドゥヒw」と振った。自分でもなぜそんな話をし出したのかは思い出せない。ものすごくムラムラしていたのだと思う。処女にも性欲はあるのだ。
彼はもちろん動揺した。唐突すぎて動揺した。だが、会話は予想以上に盛り上がった。
17とハタチそこそこの男女の間で淫乱に蠢く性欲の渦に飲まれて行った。年頃の男女がエロい話をしたがらないわけがないのだ。

その日を境に、我々はほぼ毎日電話をするようになった。
「え〜wどのくらいの頻度でオナニーすんの?w」
これがいわゆるネット恋愛、通称ネト恋か…と思いながら、ニヤついた顔と声で性欲を感じさせる内容を喋り合う。
そんな日々も続けば、恋愛欲求というものも芽生えないはずがない。それはつまり独占欲を意味する。恋をしたということは、自分のものにしたい・相手のものになりたいという欲求が芽生えた証拠だ。
私は彼と付き合いたいと思うようになった。
とはいえ、相手の自撮りはほとんど実物とは変わりないかもしれないが、自分がそうとは限らない。女の方が自撮りに詐欺率が多いのは、17歳にして既に知っていた。(何故なら、ものすごい自撮りが美形な人と実際に会ったらブサイクだったことがあったからだ。)
付き合おう、という話の流れにはなっていたと思うが、私は念のため「もしかしたら会ったら幻滅するかもしれないよ」と忠告した。すると彼は「じゃあ、会っておたがい顔見て問題なかったら付き合おうよ」という結論に至った。
私は念のため1週間バイト先に休みを申告し、京都駅行きの高速バスチケットを購入した。

某駅前で待ち合わせる。昼の便だったので、着いたのは夕方だった。
ちなみに私は、わざわざ遠方から来てるんだからちゃんと京都駅まで迎えに来てくれるだろうと思っていたのだが、その要望を告げても拒否され、彼の最寄駅を指定された。それには微かながら怒りを覚えたが、スマホがあるからなんとかなるかと思い、スマホと駅員さんを頼りに無事辿り着いた。
ドキドキしながら待っていると、自転車をひきながら歩いてきた男の子に声をかけられた。
「あの、もしかしてゆみこさん?」
「あ…○○さんですか?」
うわあ…めちゃくちゃイケメンだ……!!と思わずびっくり仰天。静岡にはまずいないであろう。髪も鬼太郎ヘアーだしオシャレ度が全然違う!さすが関西だ。幻滅なんてするわけがなかった。

途中、スーパーに寄り道しながら彼の住むアパートまで案内される。ユニットバス付きワンルームのいわゆる普通の一人暮らし向けの部屋だが、実家暮らししか経験のなかった私には物珍しかった。生活感が溢れていて、床に積み上げられたハードカバーの本や綺麗にたたみ積まれた洋服が何故か異様にオシャレに見えた。
布団の上で、並んで座った。この時のことは新鮮に覚えている。
「普通に可愛いよ!首長っ!肌白い!!」
そんな風に異性から外見を褒められたこともなかったので、嬉しさよりも恥ずかしさが先立った。軽く握った右手で口元を隠しながら恥ずかしがっていると、そういう処女っぽい反応に興奮したのか、カワイイカワイイと連呼してきた。肩辺りを触れられた瞬間、反射的に「恥ずかしい」と言って逃げたその時、ぐいっと両手で身体を掴まれて抱き寄せられた。

「目を閉じて」
彼の××××を強引に重ねられることで、私は初めての××を、齢17歳にして経験するので会った。
彼は××××を重ねるだけでは飽き足らず、迷わず××もブチ込んできた。私の体は熱と興奮の化学反応により、”頭がフットー状態”に陥ったのである。
ひとしきり××ー×××をした後、今度はそのまま私の××の穴に指を突っ込み、もう片方の××の穴に×をブチ込んできたのである。頭がフットーどころではない。身体ごと溶けて蒸発する勢いである。
「(××が性感帯になりうるなんて!?)」
数少ない私の所有物であるえろ本の中にも、この表現はなかった。私は、出会って30分で××を開発されてしまった。バイトを有給使って休んで、私は京都でエロいことをしているのだった。

存分に××を開発されたのち、彼はまっすぐと私の××を脱がし、明かりを消し、存分に××を揉み、×××の上から×××××を指で擦り、


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