母よ

ここ数日間東京にいます。
ちょっと前までは東京の街を歩くだけで疲れ果てて、お腹も減りすぎて何を食べたらいいのかもわからなくて、日帰りもきつくて、かといってホテルのベッドでもよく眠れず・・・といった感じで、東京に来るたびに「ああ疲れる、おらこんな街嫌だ!」となっていた。
最近はそんなこともなくて、むしろ東京っていい街だな〜と思えるようになった。電車を使うとちょっと辛いけど、徒歩で何処へでも行けてしまうこの環境にはとても居心地の良さを感じる。散歩が嫌いな私でも楽しいなと感じられる。ちょっと探索すれば美味しいご飯屋さんも見つかる。大した額を出さなくても美味い料理を食べさせてもらえる。別に物価も高くない。可愛い女がたくさん歩いている。面倒だなと思うことを電車以外に挙げるとすれば、空気が汚いということくらいだろうか。それも新宿や渋谷にさえ近づかなければマスクなしでも歩くことは可能だ。
生き生きとした表情を久しぶりに作れるようになった。近々東京に住むかもしれない。そのことに希望は感じるけれども、実家への心配事は消えない。お母さんは犬を飼おうと決心したのに私がいなくなっちゃったら夜勤の時面倒見てくれる人がいなくなっちゃうな。お父さんがいるけど両者仲が悪いから仲裁役の人間がいなくなっちゃうな。そう考えるとやっぱり犬は絶対必要なんだけど。お母さんがまた「死にたい」なんて弱音を吐くようになっちゃったらどうしようなあ、などと考えてしまうのだ。そうならないように年末年始は美味しいご飯を食べさせてやろう。寿司を奢ってやろう。

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