女の子はこわいし、よくわからない生き物です。

女の子はよくわからない。

仲良くしていても、明日には違う女の子のところへ行ってしまう。
さっきまで相談に乗ってくれていた子が、急に「本当は迷惑だった」などとメールを送ってくる。
あるいは、さっきまで仲良く遊んでいたのに、翌日にはとんでもない暴言をメールで送ってくる。
ある日「ゆみこちゃんの友達が、あなたの悪口を言ってたよ」と吹き込んで、それを真に受けて告げ口をしてきた子とグルになって友達を一人ぼっちにさせたら、最終的に私が孤立した。
相手にも私にも全く問題がなくても、家庭の事情で転校せざるを得なくなって遠くへ行ってしまったりする。(繋ぎ止める手段も当時は思いつかなかった)
大きくなって学校以外で友達ができても、心を許せる相手に限って突然自殺で他界していく。あるいは蒸発していなくなる。

ちなみに二つ目の、一人ぼっちにさせた友達と数年後和解して、そのまたさらに数年後、8年ぶりに2人で再開し遊んだ時、なぜだか楽しくなかった。
自分も変わったし、相手も変わった。私は女らしくない女だし、あの子は女らしすぎる女になっていた。仲直りするのが遅すぎたのかもしれない。でも、彼女は今結婚して幸せそうに暮らしている。地元に友達が少なくて暇だと嘆いていたけど、もう暇つぶしに困ることもなくなっただろう。

自分にも間違いなく非があることもあった。それは自覚しているし、反省もしている。
でも理由も原因もまるでわからないこともある。
情緒不安定な人だと、本当にある日突然音信不通になる。そして数ヶ月後また連絡がきて、かと思えばまた音信不通になってを繰り返して、気が付いたら本当にいなくなってしまうことも2度あった。
あれだけ私に好意を示してくれていた女の子も、突然いなくなってしまう。

今何をしているのか、生きているのか死んでいるのかさえわからないなんて、インターネットも所詮は人の意思が通じ合わなければ存在意義は無いんだなと思った。

そんな私は男友達のほうが多くて、接するのも新しく迎え入れるのも楽だ。
というのも、私の家庭環境がそれに強く影響しているのだろう。
何故ならうちは兄が2人いて、幼いころはよく兄と遊ぶか父と釣りへ行くかで時間を潰していた。
大きくなってからは母と接することのほうが多くなったが、母は非常に男性的で変わり者だ。色気は無いし、女らしさは無いし、若い頃もたくましかったらしい。外国に1人で住んで働いていたくらいだから。
基本的に会話をすると共感がベースにはならない。「わかるわかる!」という会話の仕方なんてまず無い。「いや、それはどうだろう?」といった議論スタイルとでも言えばいいのかな…間違ったことには必ず修正を入れるし、正しいことにはさらに深く追求していったりする感じなので、ようするに可愛げがない。
ブランド物や美容の話にはまるで興味が無くて、政治や宗教や戦争や歴史や芸術の話なら無限にできる人なのである。
そんな家なので、私は子供の頃、むしろ男の子の格好を好んでしていたから女物の服を買っていなかった。髪もボサボサで虫取りばかりしていた。小学生の頃は近所の男友達と空き地で秘密基地を作ることが日課だった。

そんなゆみこちゃんがハタチ超えてゆきずりの男とセックスするようになったと思うとそれはそれでエロくて物語性がありよいです。(精神が狂っていた東京生活時代の話です)

そういうわけで、女の子はよくわからないです。
いえ、もしかしたらよくわからないのは私の方なのかもしれません。


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