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読書の面白み、その変化。

色んな綺麗事を並べたところで所詮読書のいいところ、モチベーションとなるものはとてもダサいです。
低学歴で高校卒業するまですすんで読書をしたことが一度もない上、学生時代無理やり読書の時間で読まされた本を読み切るのに1冊1ヶ月かかったという、本当に読書という習慣もする技術も0に等しかったこんな私です。

私が読書を始めたきっかけなんてものは本当にばかばかしいものです。
18歳当時の私が付き合っていた(と言い切れる関係でもなかったが)男性が、読書マニアあるいは小説マニアと呼んでいいほどの大の本好きでしたのです。部屋にはたくさんのそれもハードカバーの小説が積み重ねあげられており、1度外へデートに出かけた際は難波だったか、そこにあるジュンク堂へと連れてかれて1時間だったか2時間、とにかく長い間放置されました。そんなこんなで自分は「読書ってそんなに楽しいのか?」と思うようになり、自分でてきとうに表紙だけで選んだ本を買って毎日のように読書をするようになったのがまずきっかけです。
ようは好きな男の影響で本を読んだ。ただそれだけです。


読書を初めてからまず1つ、明らかな変化が出ました。それは「文章の書き方」です。
当時mixiがまだ全盛期でしたから、私は当時も今と変わらず日記を書いていました。読書を重ねていくうちに、文章を書く際のリズムが自分の中にでき、影響された作家の文体や単語なんかが自分の日記の中にもあらわれるようになりました。
もちろん0が1に進歩しただけに過ぎないし、周りの同世代に比べたら圧倒的に文章力なんて低いので、そんなに胸を張って言えることでもない。とは言え、いろんな作家の本を読み進めるうちに多くの表現や言葉や単語を吸収するわけですから、そこからアウトプットされた文章はデータが多ければ多くなるほどオリジナルへと変貌を遂げていくわけです。これが読書をすることの面白みとも言えます。


さて次に変化を感じたことですが、それは「好き・嫌い」です。
なんの本を読めば良いかわからない時、とりあえずなんとなくで本を選ぶしかありません。今だったら色んなサイトでおすすめが載っているのでますます便利ですね。
1冊、2冊、3冊、4冊、、、と読み進めていくうちに、まず物語の面白い面白くないが自分で判断できるようになりました。「蛇とピアス、あんなに映画化までして有名になったのにそんな面白く無いじゃん…」と18歳の私は思いました。せっかく時間を掛けて読んだ本が面白くなかった時の喪失感と妙な苛立ちは、なんとも表現しがたいです。
面白くなかった本と出会うことで、「面白い本を読みたい」といった探究心が湧き上がります。
自分が面白いと思う本ってどうだったかな?過去のデータを照らし合わせながら自分の好みを見ていくと、例えば私の場合「捻くれた文体」だとか「文章に勢いや感情がある」、「恋愛ものは嫌」、「暗くて現実的な物語がいい」などなど、こういった要求が出てくるのです。
読んだ本の良し悪しを判断することができるようになることで、自分の本の好みがわかってくる。これも読書をすることの面白みです。


最後は、「本の読み方」です。
読書が身についていない内は、とにかく読むのに時間がかかります。時間がかかるため、内容の流れもうまくつかめないのでストーリーが把握できません。
とにかくさっさと読み終わりたい!記憶が新しいうちに次の文章を読みたい!そういう気持ちが強くなります。
ここで頭が「速読」を意識するようになります。それまで文章を一文字一文字追って、まるで声に出しているかのように読んでいたのが、部分部分を目で追って読み進めていくようになりました。
図で説明するのが早いんですが、要するに

例えば・・・
「わ」「た」「し」「は」「太」「郎」「で」「す」
と読んでいたのが、
「わたしは」「太郎です」
というふうに読むようになる、ということです。

いちいち丁寧に読む必要のないところは目で読み、自分がここは重要だなと思ったところは頭で読みます。こうすることで読書にかかる時間が節約できるのでストーリーも把握しやすくなります。
すぐに本を読み終えられるのは気持ちがいいです。


こんな風に、読書を重ねていくうちに変化、そして面白みを感じることができました。なるほど読書というものを大人たちがあんなにすすめるのも無理はないでしょう。こんなにも学びが多いのだから。
とは言えなかなか読書というものはしようしようと思ってもなかなか手がつけられないものです。
そういう人はまず「読書をしている自分カッコイイ」と自分に言い聞かせてみてはいかがでしょう。私は読書をする人間の姿はカッコイイし美しいと思っていますから、それをモチベーションにしています。
スタバで本を広げるのも、マックブックエアーを広げるよりもCOOLに見えるものです。

馬鹿な人ほど恥を捨ててダサい理由で読書をしましょう。私も恥を捨ててこんなことを書いたのだから。


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